【コラム】日本語教育について
こんにちは!どこでもシッターの いそちゃん こと磯谷です!
先日、旦那様が日本人、奥様がオーストラリア人のシッター先のご家庭から「子供に日本語を使わせる場所を増やしたいのですが、何か勉強とかコミュニティはありますか?コロナのこともあるので、オンラインのサービスがあれば教えていただきたいです。」とご相談をいただきました。
シンガポールではインターナショナルスクールに通われているご家庭も多く、日本語を話さない環境で、
いつか日本に帰国したときにお子様が学校や日本のお友達とコミュニケーションが取れるのかどうか不安になるご家庭も多いとお思います。
そこで、今回はお子様が日本語をオンラインで学べるサービスをいくつかまとめてみました!
・JFにほんごeラーニング みなと
国際交流基金がお届けする日本語学習プラットフォームです。オンラインコースで日本語を学び、コミュニティで世界中の仲間と交流することができます!
オンラインコースで日本語が学べる、コミュニティで世界中の仲間と交流できる、それが「みなと」です!
この「みなと」から、それぞれが自分に合った学びの旅に出航し、また「みなと」に戻っては旅をする、「みなと」では、そんな「学び」と「出会い」の場を提供しています!
https://kansai.jpf.go.jp/ja/news/2016/07/jfe-httpsminato-jfjp.html
・NIHONGO eな(いいな)
日本語学習ポータルサイト「NIHONGO eな(いいな)」は、日本語を勉強する人に役立つサイトやツール、アイディアを紹介しています!世界中の日本語学習者がインターネットを利用して日本語を楽しんだり、学んだりするのをサポートすることを目的としています!
動物、人体、野球、建物といったカテゴリーからアカデミックな内容まで幅広い分野の語彙を収録しています!
「話す」「聞く」などの12のカテゴリーからサイトを検索することができ、「初級」「中級」「上級」の3つの日本語レベルに合ったサイトを検索することができます。
また、カテゴリーとレベルを合わせて検索することができ、サイトの内容を、画像と一緒に箇条書きで簡潔にまとめています。
・まるごと+(まるごとプラス) 日本のことばと文化
JF日本語教育スタンダード準拠 国際交流基金オフィシャル日本語コースブック『まるごと 日本のことばと文化』の内容に沿って、日本語や日本文化が学べるサイトです!
会話音声をたくさん聞き、話す活動を通して、場面ごとのちょっとしたやりとりができます!
日常的なコミュニケーションを身につけて、家族や仕事、自分の町などについて簡単な日本語で話せるようになることを目指します。
「まるごとのことば」は、JF日本語教育スタンダード準拠コースブック『まるごと-日本のことばと文化-』で、使われている語彙や表現が学べるサイトです。
・ひろがる もっといろんな日本と日本語
日本語学習者が関心を持つ12のトピックに関する情報を読んだり、日本の人たちが話している動画を見たり、ユーザー同士でコメントを交換するなどして、日本語を学ぶことができるサイトです!
日本語を趣味として勉強している人や、日本・日本語に興味を持っているが、留学やビジネスなどの直接的な学習目的がない人、日本や日本語が好きな日本語学習者に向けたサービスとなっています!
JF日本語教育スタンダードのA1、A2レベル(入門~初級)の日本語力でも「わかる」「使える」実感を得ることができます。
12のトピックに関する日本の情報を読んだり、聞いたりすることで、様々な日本や日本語に触れることができます。
様々なコンテンツやユーザー同士のコメントを通して、日本だけではなく、自分の文化や他の学習者が住んでいる地域の文化について知ることができます。
・エリンちゃん(高校生向け)
若い日本語学習者向けの映像教材「エリンが挑戦!にほんごできます。」のWeb版です!
スキットの主人公は、留学生のエリンです。エリンは、自分の国で、少し日本語を勉強しました。そして、日本の高校に留学します。高校やホームステイ先の家、町の中などで、知っている日本語を、少しずつ使います。はじめは自信がありませんでしたが、だんだん自信をもって日本語を使うことができるようになります。
また、エリンは友だちやホームステイの家族といっしょに、いろいろな日本文化を体験します。昔からの日本の文化だけでなく、日常の生活や、高校の生活などを通じて、新しい生の日本文化にもたくさんふれます!
このサイトには、スキットの動画だけでなく、日本語を勉強するための文法解説や例文、日本文化を知るためのたくさんの写真やクイズなどもあります!
・エリンと挑戦!にほんごテスト
カードゲームやマンガ、クイズを通して日本語の初級の語彙や表現を楽しく学び、どのくらい覚えたかを確認できるアプリです!
英語版とインドネシア版が提供されています。
また、教師用として、アプリ活用のヒントもまとめられています。
2015年日本語教育機関調査結果によれば、現在、海外の日本語学習者の約46%、約167万人は、中学・高校で学ぶ若者たちです。さらに、そのうちの約51%、約85万人は、東南アジアの中学・高校生です。今般、国際交流基金では、こうした若者たちに、気軽に、また、楽しく日本語を学び、さらに、その力試しをしてもらえるような、多様な機能を持つスマホアプリを制作されたようです!
対象学習レベルとしては、日本語の勉強をはじめたばかりの人から初級前半くらい(CEFRとJFSのA1レベル以下からA1程度)を想定し、漢字・ひらがな・カタカナを習得していないレベルから利用できるようになっています。
https://www.apperin.jpf.go.jp/
いかがでしたでしょうか?
まだまだコロナの規制で、オンラインのサービスを活用されるご家庭も多いのではないかと思います。
本帰国や、一時帰国を見据えた際のお子様の勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。
私ども、どこでもシッターではお子様を楽しませることはもちろん、
シンガポールで育児に励んでいるご家庭にお役に立ち続けるよう
今後もベビーシッターやキッズシッター目線での情報をアップしていきます♫
シンガポール国内で、いつでもどこでも対応させていただく、
どこでもシッターを今後ともよろしくお願いいたします。