【コラム】お箸トレーニング
こんにちは!どこでもシッターの いそちゃん こと磯谷です!
先日、シッター先のご家庭から「そろそろお箸をしっかり持てるようにトレーニングを始めたいのですが、
おすすめの道具などはありますか?」とご相談をいただきました。
同年代の子がお箸の練習を始めたと聞くと、始めていないかたはつい焦ってしまうこともありますよね。
うちの子はいつから始めよう? と迷っている方も多いと思いますので、今回は開始時期とトレーニングのポイントをまとめてみました!
・手先の成長をよく観察して開始しましょう
お箸の練習を始めるのに、いつから、という決まりはありませんので、年齢よりも、お子さんの指使いの成長度合いに応じて焦らず開始する事が大切です。
目安は、クレヨンやスプーンを鉛筆握りできるようになった頃でしょうか。
初めは、クレヨンもスプーンも手をグーにして順手で握るお子さまが多いようです。
それが次第に逆手でも持てるようになったら、今度は鉛筆を持つように親指、人差し指、中指の3本を中心に握るように導いてみましょう。
鉛筆握りができるようになった頃が、トレーニングの開始に最適な時期といわれています。
また、本人の興味や関心も大切なチェックポイントです。
大人が使うものに興味を示すようになったら、一緒に食事をする際には、食べ物をつまんで口に運ぶところをじっくりと観察させてあげましょう。
手づかみやスプーンではなく、お箸に手を伸ばすなどの素振りがあれば、トレーニング開始の目安にしても良いかと思います。
・楽しくゆったり練習できる時間を作りましょう
お箸の練習をするなら当然、食事のとき…と考えがちですが、実は、食事どきはあまりおすすめではないのです、
最初はほとんどうまく使えないため、食事に時間がかかりすぎてしまう可能性があります。
心のどこかに「早く食べさせたい」という気持ちがあると、つい焦りが出てしまうことも。。。
初めの練習は、ゆったり楽しくチャレンジできるよう、遊びの中で取り入れるのがおすすめです。
つまむものは、小さく切ったスポンジや、ちぎって丸めたティッシュなど、軽くてやわらかいものを用意すると良いですよ。
・トレーニング用のものにはメリットとデメリットがあります
いつから練習を始めるか? に次いで、「市販されているトレーニング用の箸を使うか使わないか」についても、頭を悩ませるおうちのかたが多いようです。
トレーニング用のものには、補助の輪っかが付いているため落としにくく、比較的簡単にものをつかむことができます。正しい持ち方も身につくといい、「箸で食べる」という感覚を覚えるには便利なアイテムといえるでしょう。
ただし、普通のお箸に移行する際に、スムーズに進める場合と、指の力加減がうまくいかずに、再び練習のし直しになってしまう場合があるようです。
急に移行するのではなく、上達具合にあわせて、食事の後半だけ普通のものを持たせてみるなど、工夫してみましょう。
また、シンガポールでは食洗機がついているご家庭も多いので、食洗機対応のものを選ばれると後片付けも楽になりますよ。
ゆったりとした気持ちで進めたい、お箸のトレーニング。小学校の給食で一般的に使われるものなので、卒園までに、少しずつ練習を重ねておきたいですね。
・子供用お箸の選び方
子供用お箸の選び方についてチェックしていきましょう。ここでは絶対に確認しておきたい選び方のポイントをご紹介します。ここでしっかりとポイントを押さえておけば、あなたのお子様にピッタリのものがきっと見つかるでしょう。
サイズ・長さ|持ちやすいものは?
箸は長すぎても短すぎても使いこなすのが難しいもの。昔から安定する長さは「一咫半(ひとあたはん)」がベストと言われています。
一咫半は、親指と人差し指を広げた際に、指先同士の距離の約1.5倍の長さです。
一咫半の長さの箸であれば、子供も大人も慣れると使いやすくなります。
子供の箸は対象年齢がパッケージに書いてあるものがほとんどです。
成長とともに指の長さが変わるので、年齢にあった箸を選んであげてください。
掴む感覚を覚えるには「サポート付き」
子供用お箸には、バネ構造の開閉が楽になっているサポート付きのものと、適切な場所にくぼみが付けられているくぼみタイプのものがあります。サポート付きの子供箸は、まず箸がどのように動くのかを理解して感覚的に覚えていくのに適しています。
持ちやすいので、小さなお子さんでも扱えます。ただ、こちらの箸を使ったらすぐ正しく持てるというわけでもないので、最初のステップとして、お箸に慣れさせるのに向いています。
正しい持ち方のトレーニングには「くぼみタイプ」がおすすめです
くぼみタイプの箸は、自然に正しい箸の使い方を身に付けるのに適していますが、ある程度箸に慣れたお子様におすすめです。もちろん、その子によってサポート箸→くぼみタイプとステップを踏まず、最初からくぼみ箸が扱えるお子さんもいるので、親御さんの好きな方からはじめて問題はありません。
ただ、普通の箸と一緒で2本に分かれているので、最初は大人がサポートしてあげましょう。
いかがでしたでしょうか?
お箸のトレーニングがうまくいかないこともあると思いますが、
少しずつ慣れていくので、焦ることはありません。
何事も習慣が大切ですね。
私ども、どこでもシッターではお子様を楽しませることはもちろん、
シンガポールで育児に励んでいるご家庭にお役に立ち続けるよう
今後もベビーシッターやキッズシッター目線での情報をアップしていきます♫
シンガポール国内で、いつでもどこでも対応させていただく、
どこでもシッターを今後ともよろしくお願いいたします。