【コラム】自転車の乗り方
こんにちは!どこでもシッターの いそちゃん こと磯谷(イソガイ)です!
さて早速ですが、先日お伺いしたご家庭から“子供が自転車に乗れるように練習に付き合ってほしい”とご依頼をいただき、僭越ながらお手伝いさせていただく機会がございました!
そのご家庭のお子様は既にストライダーと、補助輪付きの自転車まで乗れるようになっていらっしゃったので、あとは補助輪を外すだけというところで、私も自身の子供の頃を思い出しながらワクワクしてお伺いいたしました。
ところが、なんとそのお子様は最初の補助輪無し走行で見事に自転車を乗りこなし、スイスイと走っておられました!
これには私も本当にびっくりさせられ、嬉しいやら、拍子抜けするやらで、“出る幕無し”とはまさにこのことでした!
今回のご家庭のお子様は本当に運動神経に優れていらっしゃって、初めてでもスイスイと自転車を乗りこなせていらっしゃいましたが、
お子様全員がこんな風にあっさりと乗りこなせるなんてことは勿論あり得ませんよね。
そこで今回のコラムは「お子様が自転車に乗れるようになるためには」というテーマでまとめていきたいと思います。
お子様が自転車に乗れない原因
1、恐怖心
初めての自転車はふらふらするし、転ぶと痛いしで、恐怖心がなかなかぬぐえないお子様もいらっしゃいます。
そんな中、乗れないお子様を見かねて保護者様がイライラすると、更にお子様のモチベーションが下がってしまいます。
自転車の練習をするときは怒らず、ちょっとでも進んだりできたことをたくさん褒めてあげてください!
2、自転車への関心が薄れた
お子様のモチベーションが上がらない時は、無理に練習をする必要はありません。
やる気になった時にとことん付き合ってあげてください。
3、自転車が大きすぎる
なるべく長く乗れる物を・・・と考えて、ついつい大きめの自転車を購入するケースが多いですが、お子様の身長に合った自転車で練習する方が早く上達します。
見落としがちですが、車輪の大きさやブレーキの幅など、お子様の身長に合っているか、
ハンドルの握りやすさなどはどうかなどをしっかり確認なさってあげてください。
補助輪無しで自転車に乗れるようになるまでの練習法
1.ストライダーでバランス感覚を養う
昔は自転車に乗る前のお子様の乗り物と言えば三輪車でしたが、今ではストライダーに代表されるキッズバイクが主流ではないでしょうか。
キッズバイクは自転車に乗るために必要なバランス感覚を養うことができるので、自転車を補助輪無しにしてもスムーズに乗れるようになると言われていたりします。
バランス感覚は自転車に補助輪なしで乗るようになるための基礎ですから、ストライダーを経験されておくと、かなりスムーズに自転車に乗れるようになるという話をよく伺います。
2.補助輪有りの自転車でペダルを踏む練習をする
補助輪無しの自転車をストライダーのように乗れるようになれば、次のステップは走りながらペダルに両足を乗せることです。
補助輪無しでいきなり自転車に乗る練習をされており、ストライダーのような乗り方はすぐに出来るようになったものの、ペダルを踏む練習が全く出来ていなかったこともあり、ペダルを漕いで前に進むということがなかなか出来ないお子様もいらっしゃるようです。
最初はペダルの位置を探すのも難しいですし、両足が着かない状態はお子様にとては恐いもののようでなかなか上手く出来ません。
ペダルの上に足を乗せることが出来ても、ペダルを踏もうとするとバランスを崩してしまうのです。
バランスを取れるようになってもペダルの踏み方が分からないとペダルに足を乗せる位置も安定しませんし、いざペダルを漕ごうとしてもバランスを崩しやすいので、怖がってなかなかペダルを踏み続けることができないようですね。
なので、最初は補助輪有りで自転車に乗り、ペダルを踏む練習をしっかりとされることが大切かと思います。
3.補助輪とペダルを外して自転車に乗る
次に、補助輪とペダルを外して自転車に乗るようにします。
ペダルまで外す必要は無いように思えますが、お子様にとってストライダーなどのキッズバイクから自転車へのステップアップは保護者様が思う以上にハードルが高いのです。
大きさや重量などが全く違いますから、ストライダーの基礎があったとしてもなかなかうまく操ることができないのです。
そこでなるべくストライダーに近い状態で自転車に乗れるようにするために、邪魔なペダルを外してしまうというわけです。
補助輪とペダルを外した自転車でストライダーのように加速してしばらく走れるようになれば、いよいよペダルを自転車に付けて走っていただきます。
この3つの順番で練習を重ねていけば、きっとすぐに補助輪無しで自転車に乗れるようになるでしょう!
4.ペダルを取り付けていよいよ本番
今までの練習の総まとめです。
● バランスを取る
● バランスを取りながらペダルに足を乗せる
● ペダルを踏んで前に進む
ここまで来ればあとは時間の問題ですね!
といいますのも、ペダルに足を乗せた状態で走るというところで自転車の楽しさを解っていただけるようになりますし、ペダルを踏んで前に進むということに成功すると、自転車に乗ること自体が一気に楽しくなるので、もう保護者様が練習を促さなくてもお子様自ら進んで自転車の練習をされるようになると思います!
最後に、自転車に乗れるようになるために絶対的に必要なのは練習です。
練習量さえ増やしていただければ自転車はすぐに乗れるようになるものです。
そこで一番大切なのはお子様ご本人が楽しい方法で練習するということです。お子様が楽しいと思う方法を選択した方が、練習量は必然的に増えますので、お子様自身も、保護者様も楽しんで自転車の練習に取り組めるのではないでしょうか!
いかがでしたでしょうか?
私ども、どこでもシッターではお子様を楽しませることはもちろん、
シンガポールで育児に励んでいるご家庭にお役に立ち続けるよう
今後もベビーシッターやキッズシッター目線での情報をアップしていきます♫
シンガポール国内で、いつでもどこでも対応させていただく、
どこでもシッターを今後ともよろしくお願いいたします。